研究会の紹介

本研究会は中国語話者に特化して日本語教育を考えるために、2006年に誕生しました。
当初は発表者に直接依頼するという形でしたが、2010年度からは発表者を広く公募し始めました。同時に会誌『中国語話者のための日本語教育研究』の刊行を開始し、日本語教育学会のテーマ別研究会にも認定されました(2015年度まで)。

研究会の趣旨は結成時に書かれた以下の文言にまとまっています。この趣旨に賛同して下さる方の参加を歓迎いたします。

 

研究会趣旨:

中国語圏からの留学生は留学生総数の7割以上を占め,今後さらに増加すると思われ、そのための効果的な日本語教育が求められています。しかし,それに対応する研究の成果は,まだ多くないのが現状です。本研究会は習得研究の流れに身を置きながらも,常に現場の声に耳を傾け,日中対照研究の成果を生かして学習者の母語によるプラスの転移とマイナスの転移を体系的にとらえ,中国語話者に対する理想的な日本語教育について考えます。

研究会の規約は以下をご覧ください。(2023年4月1日改定)